ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
  1. ホーム>
  2. サイト内データ検索>
  3. 文化財の概要

文化財の概要コンテンツ

文化財名称もくぞうだいにちにょらいざぞう
木造大日如来坐像
指定国指定
市町山口市区分重要文化財時代平安時代
一般向け
説明
 山口市竜蔵寺に蔵されている。ヒノキ材の一木造りで、像高は98.8cm。宝冠をいただき、両手をひざ上で重ねて定印を結ぶ胎蔵界大日如来である。腕から胸にかけての体相は、肉付がよく量感があって平安期の古風が感じられる。しっかりと張ったひざに均整のとれた体部が据えられ、安定した姿を示している。やや伏目の面相の表現も洗練されていて、美しい仏像である。肉付きに豊かさを残すが、全体に彫りが浅く、ひざの厚みも少いところから平安時代後期12世紀頃の作と考えられる。後背(こうはい)・台座は後補であるが、鎌倉時代のものと見てよいであろう。
小学生向け
説明
 この仏像は、ヒノキの木を彫ってつくられたもので、仏像の高さは99cmです。
 大日如来は真言密教の仏像で、金剛界(こんごうかい)と胎蔵界(たいぞうかい)がありますが、この像は、理をしめす胎蔵界の大日如来です。
 つくられたのは平安時代とおもわれます。後背(こうはい)・台座の方は鎌倉時代につくられたものとおもわれます。
画像<木造大日如来坐像>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

ページトップへ