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文化財の概要コンテンツ

文化財名称もくぞうじゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう
木造十一面観音菩薩立像
指定県指定
市町宇部市区分有形文化財時代平安時代
一般向け
説明
 宇部市船木の逢坂観音堂に安置されている。ヒノキ材の一木造りである。像高は105.8cm。頭上に化仏10面をいただき、右手は垂らして手の平を正面にむけ五指をのばす。左手はまげて宝瓶を持ち、蓮華座の上に立っている。内ぐりはない。側面から見ると、首が上体にめりこんで猫背の姿を思わせ、美観をややそこなっていることは惜しい。平安時代末12世紀末頃の制作であろう。この観音は、古くこの地にあった善福寺の本尊で、20年に一度の開帳仏であった。
小学生向け
説明
 宇部市船木の逢坂観音堂にあります。
 ヒノキ材の一木造りで、仏像の高さは106cmです。
 頭上に化仏10面をいただく十一面観音菩薩です。
 平安時代の終わりごろに、地方の仏師(ぶっし=仏像をおもにつくる職人のこと)が制作したものです。
 この観音は、古くこの地にあった善福寺の本尊で、20年に一度開帳(かいちょう)される仏像でした。そのためか現在でもたいへん保存状態がよく、欠失部分もほとんどありません。
画像<木造十一面観音菩薩立像>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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