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文化財の概要コンテンツ

文化財名称もくぞうこんごうりきしりゅうぞう
木造金剛力士立像
指定県指定
市町山口市区分有形文化財時代南北朝時代
一般向け
説明
 山口市清水寺の山門に安置されている。共にヒノキ材の一木造り、内ぐりはほどこさない。眼は水晶を入れた玉眼(ぎょくがん)である。像高は阿形(あぎょう)が188.3cm、吽形(うんぎょう)が196.3cmである。阿形は口を開いて、右手はななめ下にさげて力み、左手には独鈷(どっこ)をもつ。吽形は口を閉じ、右手をひじから前にまげ、手の平を前にして五指を開く。右手は下方にさげてこぶしを作っている。共に両手は肩ではぎつけている。また天衣(てんね)は別材でつくられる。後世のもののように体部に無理な誇張はなく、彫りが深く重量感に富む。制作は南北朝時代とみられる。近年修理がなされ、後補の彩色はのぞかれ、当初の素地仕上げとした。
小学生向け
説明
 山口市の清水寺の山門にあります。
 ともにヒノキを材とした一木造りです。
 眼は水晶を入れた玉眼となっています。
 像の高さは、阿形(あぎょう)が188cm、吽形(うんぎょう)が196cmです。金剛力士は、ふつう仁王(におう)と呼ばれています。阿形は口を開き、吽形は口を閉じています。
 作られたのは南北朝時代のものとみられます。
画像<木造金剛力士立像>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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