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文化財の概要コンテンツ

文化財名称みしまじーこんぼこふんぐんしゅつどひん
見島ジーコンボ古墳群出土品
指定県指定
市町山口市区分有形文化財時代古墳時代
一般向け
説明
 萩市の沖合46㎞の見島にある見島ジーコンボ古墳群は、7世紀後半から10世紀初めにかけて築かれた約200基の積石塚の群集墳。出土品には、鉄刀ややじりなどの武器類のほか、装身具(革おびの飾り、金銅製かんざし、勾玉、管玉、ガラス小玉、耳環、貝輪)、土器類(須恵器、土師器、緑釉陶器)、農工具類(鉄かま、鉄短刀、紡錘車)、青銅製品(銅鏡、青銅製さじ、銅わん、銅鈴)、錢貨(和同開珎、貞観永宝)がある。金具で飾られた鉄刀、役人の使った飾りの付いた革ベルトなどは、位の高い武人の持ち物と考えられる。7世紀、朝鮮との軍事的緊張にあたってこの島に派遣され、任期中に死亡した武人たちの古墳群として歴史的価値がある。
小学生向け
説明
 萩市の沖46㎞の見島にあるジーコンボ古墳群は、今から1400年~1100年前の古墳時代~平安時代の遺跡です。出土品には次のようなものがあります。

 土   器:すえ器、はじ器、陶器   農工具:鉄かま、鉄短刀、
 武   器:金具つき鉄刀、大弓用鉄のやじり
 かざり用具:革おびの飾り(石・銅)、銅製かんざし、貝・石・ガラスの小玉  
       耳かざり、腕輪、
 青銅製品 :銅鏡、青銅製さじ、銅わん、銅鈴
 銅   錢:和同開珎(わどうかいちん)など

 金具でかざられた鉄刀、役人の使ったかざりの付いた革ベルトなどは、かなりの位の武(軍)人の持ち物です。この頃、朝鮮からの侵入にそなえて、この島に派遣された武人たちの古墳と考えられます。            
 出土品は萩博物館、山口県埋蔵文化財センタ-にあります。
画像<見島ジーコンボ古墳群出土品>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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