名称関連 | 文化財名称 | 金銅誕生釈迦仏立像 |
要録名称 | 金銅誕生釈迦仏立像 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 有形文化財(彫刻) |
指定年月日 | 平成1年3月28日 | |
所在地関連 | 所在地 | 防府市国分寺町2578の12 |
所有者関連 | 所有者 | 宗教法人 国分寺 |
【形状・品質・構造】
〔本体〕
頭部は前方にのみ段差をつけて肉髻を盛り上げ、前面の髪際から三段目までは螺髪をタガネ彫りして、強くあらわす。首のつけ根に三道を刻む。右手は体にそって垂下し、掌を前にして握り、第2指をのばして地上を差す。左手は頭上に振り上げ、耳の上部から頭にそって内側にまげ、頭上中央あたりで掌を前にして握り、第2指をのばして天井を指さす形だが、その指は欠失。上半身裸体で、腰に短裳をつけ、わずかに膝をまげ、足先を揃え足で蓮台上に立つ。
頭・体部を足まで含めて銅の蝋型による一鋳造とし、鍍金を施す。螺髪・目鼻立・裳の衣文など随所にタガネ仕上げの跡が認められる。左手の下膊上部に長さ0.35cmの亀裂が2段にできている。背面襟下に縦 5.2cm、横 2.5cmの長方形の埋金がある。鋳造時の穴をふさいだものと思われる。
〔台座〕
間弁付単弁八葉の蓮華座で、上から仰蓮・上敷茄子・反花・受座・格狭間透彫りの框座および八綾形の基台からなる。
仰蓮部と反花以下基台までとをそれぞれ別々に鋳造し、仰蓮部の下部を少しかしめて反花部に装着する。タガネで仕上げを行ない、鍍金を施す。
総高 25.3cm
〔本体〕
像総高(拳~足) 20.7 像高 18.2
髪際下 16.4 頂上~顎 4.1
面長 2.4 面幅 2.2
耳張り 3.1 面奥 2.5
胸厚 2.1 腹厚 2.5
腰張り 3.1 足先開き 2.8
足(左)高 0.9 足
(右)前幅 0.5
〃奥行 0.5
〔台座〕
仰蓮径 5.1 仰蓮高 1.8
上敷茄子径 3.9 上敷茄子高 0.4
反花径(上) 7.0 反花径(下) 6.7
反花径高 2.0受座径 18.2
受座高 0.3~0.4 框座径 7.5
框座高 0.9 基台系 9.0
基台高 0.8
(1)誕生釈迦仏とは
釈迦牟尼(釈尊)が母后麻耶夫人の右脇腹から出胎降誕し、7歩歩んだのち、右手をもって天を指し、左手で地を示して「天上天下唯我独尊」と降誕宣言をするさまを表現したものといわれ、釈尊の誕生日といわれる4月8日の灌仏会(仏生会、花祭り)には灌仏盤の中央に安置され甘茶をそそがれる。
(2)伝来について
正徳4年(1714)12月「防州国分寺記録」(国分寺蔵)の什物部の中に「一、誕生釋迦如来 右長六寸一歩之事」と見えるのが本件に当ると考えられるが、当史料より遡るものは見当らない。
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