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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称元亨釈書 吉川経基筆
要録名称元亨釈書 吉川経基筆 
指定関連指定区分・種類重要文化財(書跡)
指定年月日昭和34年12月18日 (文化財保護委員会告示 第67号)
所在地関連所在地吉川史料館(岩国市横山2-7-3)
所有者関連所有者財団法人吉川報效会


文化財詳細
制作等の年代又は時代
室町時代

員数
一五冊

製作者
吉川経基筆

品質及び形状
紙本墨書、袋綴冊装

寸法又は法量
縦26.2cm、横19.5cm

参考情報関連
参考情報

 元亨釈書は東福寺の僧虎関氏錬の著、後醍醐天皇の元享2年(1322)八月十六日に作了。わが国に仏教渡来以来元亨年間に至るまでの高僧の事蹟、仏教の史実を記し、かつ概評を下したもので実に17年の年月を要した苦心の作といわれる。 

 各冊の表紙には洞仙(又泉)寺常住 慶本之寄進也 とある。洞仙寺は吉川氏の旧領広島県山県郡大朝新庄(現在の新庄村)にあったが、現在は岩国市横山にある曹洞宗の寺で、慶本は経基の法号である。




地図



画像
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