名称関連 | 文化財名称 | 式内踊 |
要録名称 | 式内踊 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和51年3月16日 (山口県教育委員会告示 第3号) 無形民俗文化財 | |
所在地関連 | 所在地 | 周南市 |
所有者関連 | 所有者 |
この踊は種類が多く次の24通りあって最後の筑羽根にだけ歌があり、他は囃子だけで踊るテンポも速く男性的なはげしい踊である。
踊の種類と順序
(1)道行き
(2)庭作り
(3)かたぎ杖
(4)たたき杖
(5)膝前
(6)忠だめ
(7)片襷
(8)輿車
(9)かやり分け
(10)四つ立庭作り
(11)四つ立
(12)五加
(13)作り戻し
(14)四方がらめ
(15)ちがえ襷
(16)ふり杖
(17)6人かやり分け庭作り
(18)6人かやり分け
(19)6人たたき分け
(20)12人通り抜け庭作り
(21)12人通り抜け
(22)八加
(23)作り戻し
(24)筑羽根
踊子は単衣の長着に黒朱子の飾前掛をあて頭には晒木綿2尺5寸(約76cm)の両端を赤く染めた手拭で捻鉢巻をし、鴇色の布で襷をとり背に鴇(淡紅)、赤、白、黄、青の5色の布でたくりを掛け白足袋に草鞋ばき、動作がはげしいため着物の両脇をつり上げる。
剽軽の鬼・天狗は、鬼は杖、天狗は杖と八つ手を持ち背に魔除の刀を負い、首開け鬼魔払いの役をつとめる。衣装は鬼・天狗共に直垂に緋の袴を着ける。
採物は白団扇2・花団扇2・白杖4・花杖4で団扇は東西を表し、杖は天地をかたどる。
[楽器]
囃子は〆太鼓3・横笛2・合せ鐘1・拍子木1である。
筑羽根の歌
つくはねの峯にわきでる神の水
神の水四面の青田にうるおいて
この里に神しづまりて栄けれ
式内の神に踊りをたてまつる
千早ふる神に願いて舞いおさむ
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