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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称木造不動明王立像
要録名称木造不動明王立像
指定関連指定区分・種類重要文化財(彫刻)
指定年月日

明治35年7月31日(内務省告示 第55号)国宝(旧)

昭和25年8月29日 文化財保護法施行により重要文化財

所在地関連所在地下関市東南部町183
所有者関連所有者宗教法人 国分寺


文化財詳細
制作等の年代又は時代
平安時代後期

員数
一躯

品質及び形状

〔本躰〕

桧材、一木造、左手首及び右手臂にてほぞ矧ぎ、其他一木彫出し、背面裾の辺に元禄十年丁丑五月云々の朱書銘文あり。

〔台座〕

岩座、桧材、彩色、岩は本躰足下の部分は仏具共木彫出し、後補の岩へ嵌入矧ぎつけあり、以下なし。

〔光背〕 なし



寸法又は法量

総高 90.6㎝

像高 84.0㎝

髪際下 75.5㎝

面長 8.7㎝

面幅 9.3㎝

面奥 14.8㎝

肩張 22.7㎝

肘張 33.7㎝

胸厚 14.5㎝

腹厚 18.0㎝

腰張 18.9㎝

腰厚 18.3㎝

岩座高 8.2㎝

岩座幅 41.5㎝

岩座奥行 30.0㎝

          



参考情報関連
参考情報
 不動明王というのはむつかしくいえば大日如来の教令輪身である。分り易くいえば、密教では三輪身ということを説く。即ち自性輪身(如来)は正法輪身(菩薩)として正しい法を正しく説くが、しかし正法では済度しがたい悪人もいる。これらの悪人を見捨てるのは如来の慈悲にそむくから、明王(教令輪身)となって威をもって仏法を説くというもので、だから不動は大日如来の使者とも変身とも見られる。昭和18年8月に国宝保存法により修理が施された。


地図



画像
<木造不動明王立像>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)

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