民謡名称 | たうえうた 田植歌 | 収録時間 |
| 市町村 | 周南市 | 旧市町村 | 鹿野町 | 分類 | 作業歌 | 伝承地 | 鹿野町 | 楽器 | | 歌詞 | 朝は観音さんぼう様は どちらの方からおいでるのう 竜の駒で錦の手綱で東の方からおいでるのう 朝は観音さんぼう様どちらの方から
今朝殿の引き馬にゃ何毛がそろうた 鹿毛粕京栗毛の青い馬がそろうた 今朝殿の引き馬にゃ何毛が
代かく殿の着たるかたびらは巴えに 綾の巻き袖はささよ袖 代かく殿の着たるかたびらは巴えに 綾の巻き袖はささよ袖代かく
笠の葉がそろうたどこ笠がそろうた つくしつくばに京笠に大和笠がそろうた 笠の葉がそろうたよどこ笠が
今日の田の田主様は一本苗はおきらいのう 一人寝ちゃ子がをいちゅうて一本苗は
今日の田の田主さんは人よしはくが大上手 五升樽(たる)をつきすえてやれのめそらのめお言やる 今日の田の田主さんは人よしはくが大上手 五升樽をつきすえてやれのめそらのめお言やる
田主の館の若おごうさは絣(かすり)おるのが大上手 一の字大の字大上絣蝶々にゃとんぼを織り込んだ 田主の館の若おごうさは絣おるのが大上手 一の字大の字大上絣蝶々にゃとんぼを織り込んだ
田主の娘がちょろりと化粧て おじょいの柱により添うた
田主の娘がちょろりと化粧て おじょいの柱により添うた
田主の娘は十三じゃが恋の文を読むといの 恋の文ばかりかや答文まで読むといの
田主殿の背戸山にゃ栗(くり)の花が咲いたとの 七花八花咲いて九(ここの)十(とー)花咲いたとの
田主殿の背戸山に鶴(つる)が一羽舞い遊ぶ お家御繁盛(じょう)と鶴が一羽舞い遊ぶ
代かきは上がりたがうなりゃどこへ行ったやら 早舟にとび乗りてわかめょ買いに行ったかの | 伝承者 | 明治39年(1906年) / 男
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