民謡名称 | みつびょうし(ぼんおどりうた) 三ッ拍子(盆踊歌) | 収録時間 |
| 市町村 | 宇部市 | 旧市町村 | 宇部市 | 分類 | 舞踊歌 | 伝承地 | 宇部市二俣瀬 下山中 | 楽器 | 締太鼓 | 歌詞 | あー鮎(あゆ)は瀬に住む 鳥ゃ木の枝に やれ人は情の下に住む 情の情の人は 人は情の下に住む
あー去年盆まじゃ 踊り子に出たが やれ今年ゃ松原で灯(ひ)をともす あー松原でえ松原で今年ゃ やれ今年ゃ松原で灯をともす
あー踊りゃばかばか 見るやつぁあほか おなじあほなら 踊りゃんせ あほなら あほなら同じ やれ同じあほなら 踊りゃんせ
あー一つ出しましょ 薮から笹を やれつけてくだされ短冊(じゃく)を くだされ くだされつけて やれつけてくだされ短冊を
あーわしが口説(くどき)は 有帆の山よ 所々にぬけまがある あーぬけまぬけまにゃ お囃(はやし)ょーたのむ 囃なけらにゃ踊られぬ
あーそろたそろたよ 踊り子がそろうた やれ稲の出穂よりゃ ようそろうた
あ-今宵お月さま むらくもがたい ありゃ私しゃ二人の親がかり 二人の二人の私しゃ やれ二人の親がかり
あー何をくよくよ 川端やなぎ 水の流れを見てくらす 流れを 流れを水の やれ水の流れを見てくらす
あー坊(ぼん)さ 山道破れた衣 ゆきつもどりつ気にかかる
あー去年盆まじゃ 踊り子にゃ出たが 今年ゃ 松原で灯をともす 松原で松原で今年や やれ今年ゃ松原で灯をともす
あー去年盆まぢゃ 踊り子に出たが 今年ゃ丸まげで苦労する 丸まげで丸まげで今年ゃ やれ今年ゃ丸まげで苦労する
あーとらは 千里の藪さえこすに やれ障子 ひとえがままならぬ ひとえはひとえは障子 やれ障子ひとえが ままならむ
(以下略) | 伝承者 | 明治40年(1907年) / 男 大正14年(1925年) / 男
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