民謡名称 | てまりつきうた 手まりつき歌 | 収録時間 | 2:12
| 市町村 | 平生町 | 旧市町村 | 平生町 | 分類 | 子供の遊びと童歌 | 伝承地 | 平生町佐賀 | 楽器 | | 歌詞 | ちょうぐち出口の笹おんな その笹おんなは枝おんな それはお婆(ばば)のふく道具 ふくふく持って金持って かんの(観音)へ参ろと出かけたら あとからおはんが泣いて来る なあく涙を船に積み 船はどこぶねおさかぶね(大坂船) 大坂船なら沖に出し 沖に出したら櫓(ろ)が折れる 腰の刀を櫓に差して さあさ押せ押せ都まで 都土産に何もろた 一に笄(こうがい)もんかがみ もんのあいだに子ができて その子の煙は西東 西や東や源太郎さーまや 馬に乗る土手馬から落ーちて 竹のねぐちで手のはら突ーいて 医者にかけよか目医者にかけょか 医者も目医者も呼ぶこたー要らぬ わしが姉さん三人ごーざる 中でよいのが糸屋でごーざる 糸屋一番派手者(しゃ)でごーざる 京で帯買うて大坂でくーけて くけたくけ目に七房八(や)ー房 ちゃんと結んでお寺に参ーいて お寺和尚(おしょう)さに抱きしめらーれて 和尚さお離しゃれ帯の手が切ーれる わしが帯にはくどき(功徳)がごーざる くどきあるなら口説いてみーやれ 梅に鴬(うぐいす)むらむらスーズメ はがいそろえてバータバター アバータバタ
(注) 昔はゴムまりではなく、糸で作った手づくりのまり。 | 伝承者 | 明治38年(1905年) / 女
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