民謡名称 | せきしゅうおどりうた(ぼんおどりうた) 石州踊歌(盆踊歌) | 収録時間 |
| 市町村 | 美祢市 | 旧市町村 | 美東町 | 分類 | 舞踊歌 | 伝承地 | 美東町長登 | 楽器 | 太鼓 | 歌詞 | 一つヤーエ一つ出しましょ (アーダシタカダシタカ) 薮から笹をヨ つけておくれヨー サソーレー たんじゃく(短冊)をヨー (アーダシタカグシタカ)
盆のヤーエ盆の十五日にゃ (囃子詞以下同じ) ハー踊り子がそろたヨ 稲の出穂より サソーレー よくそろうたヨー
今年しゃヤーエ今年ゃ豊年年(ほうねんどし) アー穂に穂が咲いてヨ 道の小草に サソーレー 米がなるヨー
そろたヤーエそろたそろいました アー踊り子がそろうたヨ 稲の出穂より サソーレー よくそろうたヨー
高い山エー高い山から ハー谷底見ればヨ 瓜やナスビの サソーレー 花ざかりヨー
踊りゅヤーエ踊りゅう踊るなら しな良く踊れヨ しなの良いのを サソーレー 嫁にとるヨー
踊りゅヤーエ踊りゅう踊るなら ハーお寺のかどでよ 踊り踊ろ サソーレー 後生願うヨー
梅にゃヤーエ梅にゃ雀で 竹には鴬(うぐいす) それは木(気)ちがい サソーレー 鳥(取り)ちがいヨー
私ゃヤーエ私しゃ備前の 岡山育ちヨ 米のなる木を サソーレー まだ知らぬヨー
米のヤーエ米のなる木を 知らぬか娘ヨ 敷きゃる畳の サソーレー 裏となるヨー
寺のヤーエ寺の坊さん 煮た餅ゃきらいヨ 焼いてふくらかして サソーレー 砂糖つけてヨー
あなたヤーエあなた百まで 私ゃ九十九までヨ 共に白髪の サソーレー はえるまでヨー
踊りゅヤーエ踊ゅう踊るなら 三十まで踊れヨ 三十過ぎたら サソーレー 子が踊るヨー アーソートモ ソートモ
(注) 長登地区では戦前までは「さんさ時雨」が盛んで、それを地踊りといっていたが、今ではすたれて、この「石州踊」を今は地踊りといっている。 | 伝承者 | 明治39年(1906年) / 女
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