| 民謡名称 | こぬかおどり(ぼんおどりうた)
小糠踊(盆踊歌) | 収録時間 |
| | 市町村 | 岩国市 | 旧市町村 | 岩国市 | 分類 | 舞踊歌 | | 伝承地 | 岩国市六呂師高畑 | | 楽器 | 大太鼓 | | 歌詞 | 踊りゃしゅんできた太鼓がしゅまぬ
しゅめてお打ちゃーれ太鼓うち
お打ちゃーれよしゅめてしゅめて
お打ちゃーれ太鼓うち
太鼓打ちめが踊り子にゃ迷うて
七つ小拍子を八つに打つ
七つ小拍子を八つに打ちゃよいが
七つ小拍子を六つに打つ
踊りゅ踊るちゅうて親の前やー出たが
実はお前に会いに来た
お前に実は実は
お前に会いにゃ来た
ござれそっちの方に思いますやと
かわゆうござりますわしの身が
ござりますかわゆうかわゆう
ござりますわしの身が
いやでさいわいじゃよ好かれちゃ困る
ほかによいのがありまする
よいのがヨーほかにほかに
よいのがありまする
ござりゃよしよしじゃござらぬとても
無理においでと手はさげぬ
おいでとヨー無理に無理に
ござれと手は下げぬ
ござりゃどんどとヨー一度にゃおいでよ
お前一人(しとり)はあとおいで
一人はお前ヨー
お前一人はあとおいで
ござる筈(はず)だにョーこよいは遅い
どこの忍びの帰りやら
忍びのヨーどこのどこの
忍びの帰りやら
殿御取られて泣くやつぁーおかしい
広いしょけんにくりゃないか
つんでもあります殿御もあるが
わしに見合いの殿がない
来いと言(ゆ)うたて行(ゆ)かりょうか佐渡へ
佐渡は四十九里じゃ波の上
四十九里じゃ佐渡は佐渡は
四十九里じゃ波の上
よい子よい嫁はお家のヨー飾り
牡丹芍薬(ぼたんしゃくやく)は庭飾り
芍薬は牡丹
牡丹芍薬は庭飾り
さまはさんやのヨー三日月様よ
宵にゃちらりと見たばかり
ちらりとヨー宵に宵に
ちらりと見たばかり
見ても見事など宮島様は
根から生えたのかや浮き島か
生えたのかや根から根から
生えたのか浮き島か
島が流れるど八島の大島が
せいてお止めゃーれ下関
お止めゃーれ堰(せ)いて堰(せ)いて
お止めゃーれ下関
紺の前掛けにゃ松葉のちらし
松に紺との判じ物
紺とのヨ一松に松に
紺との判じ物 | | 伝承者 | 明治36年(1903年) / 男
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