文化財名称 | おおみじまくじらばか 青海島鯨墓 | 指定 | 国指定 | 市町 | 長門市 | 区分 | 記念物 | 時代 | 江戸時代 | 一般向け 説明 | かつて北浦海岸には鯨がたくさん回遊して来ており、青海島付近は捕鯨基地として栄えた。青海島の東端、通(かよい)港に近い向岸寺(こうがんじ)の隠居所静月庵境内にある鯨墓は、1692年(元禄5)、鯨を供養するため通浦鯨組の布施によって建てられた石塔。高さ2.4m、幅0.46mの花崗岩の墓石の表面には「南無阿弥陀仏、業尽有情雖於不生、故宿人天同證仏果」の文字を刻み、側面には建設の年月・願主の氏名を刻む。 この墓の背後には1692年(元禄5)から明治初年に至るまで鯨を解体した際に出てきた鯨の胎児を埋葬した空地があり、史跡指定地に含まれている。 | 小学生向け 説明 | 長門市の青海島周辺は、むかしは捕鯨基地(ほげいきち)として栄えました。この鯨墓は、捕った鯨を供養するために、1692年(元禄5)に向岸寺(こうがんじ)の境内に建てられました。鯨墓は高さ2.4m、幅0.46mの花崗岩(かこうがん)でできています。この墓のうしろには、鯨を解体したときに出てきた鯨の胎児(たいじ)を埋葬した空地があります。 |
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