文化財名称 | なかのはまいせき 中ノ浜遺跡 | 指定 | 県指定 | 市町 | 下関市 | 区分 | 記念物 | 時代 | 弥生時代 | 一般向け 説明 | 中ノ浜遺跡は、響灘に面した下関市豊浦町の海岸砂丘にある、弥生時代の前期から中期初頭にかけて築かれた埋葬遺跡。 埋葬施設としては地表面を掘りくぼめて造られた土壙墓(どこうはか)、箱式石棺墓、甕棺(かめかん)墓や施設を伴わない集骨葬群を含んで、変化に富んでいる。埋葬の習俗として花崗岩の風化した砂で埋葬を覆った例、手の部分を切り離した例、二枚貝の1枚を埋葬の上に置いた例などは、社会構成や精神生活を知る手掛かりとなる。 この響灘沿岸には、北方の豊北町に土井ケ浜遺跡、南方の下関市綾羅木には綾羅木郷遺跡(ともに国指定史跡)がある。 | 小学生向け 説明 | 中ノ浜遺跡は、弥生時代前期から中期にかけてつくられた埋葬遺跡です。響灘に面した豊浦町の海岸の砂丘にあります。 中ノ浜遺跡からは、土井ケ浜遺跡式の土器も出てきたことから、二つの遺跡はなんらかの関係があったとおもわれます。 響灘沿岸には遺跡が多く、この遺跡のほか、国指定史跡の土井ケ浜遺跡(下関市豊北町)や綾羅木郷遺跡(下関市綾羅木)があります。 |
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