文化財名称 | すえばらかまあとぐん 末原窯跡群 | 指定 | 県指定 | 市町 | 美祢市 | 区分 | 記念物 | 時代 | 奈良時代 | 一般向け 説明 | 末原窯跡群は美祢市美東町の秋吉台カルスト台地の北東端、標高205mの丘陵の南斜面にある。 奈良時代後半から平安時代初期にかけて使用された典型的な須恵器窯跡群。東西約16mの範囲に五基の窯跡が群在する。 奈良時代に瓦の需要が盛んになり各地に瓦窯が築かれ、登窯(のぼりがま=斜面につくって効率よく熱が行き渡るようにしたもの)の構築技術が進歩した。窯も使い捨ての時期に入り、使っていた窯が崩壊すれば新しい窯を隣接して構築するという当時の様相を留めている。この窯跡群によって、窯の構造の変化や遺物の型式の変化を確実に知ることができるである。 出土品は山口県埋蔵文化財センターに保管。 | 小学生向け 説明 | 末原窯跡群は美祢市美東町の秋吉台の端にあります。 須恵器(大陸の技術を使って作る素焼きの土器)をつくる窯の跡で、ほぼ8世紀前半から9世紀前半ころ(奈良時代後半から平安時代初期)につくられました。 窯が壊れると、新しい窯をそのとなりにつくっているので、窯の構造の変化がわかります。 出土した品は山口県埋蔵文化財センターに保管してあります。 |
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