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文化財の概要コンテンツ

文化財名称みとうちょうさやまのさんじんます
美東町佐山の山神枡
指定県指定
市町美祢市区分民俗文化財時代室町時代
一般向け
説明
 この桝は、もとは山神祭(大正洞の洞口にある犬薮社の祭)で用いられたらしいが、今は荒神祭(犬薮社と荒神社の合同祭)の時に使われる。祭の当日、桝渡しの儀式が赤郷八幡宮の宮司の立会いのもとで、桝が旧当屋(当番)から新当屋へ渡される。
 この桝は、木製黒漆塗の方形枡で、一辺19㎝(内法16.5 ㎝)、深さ7㎝(内法6㎝ )で、容積は現在の一升とほぼ同じである。
 1540年(天文9)の年代が刻まれており、室町時代の桝としては山口県では唯一の遺例であり全国的にも数少ないものであるとともに、計量の歴史を知る上でも注目される資料である。
小学生向け
説明
 今から560年前から使われていた一升のますが、美祢市美東町赤の佐山地区に伝わっています。
 このますは、荒神(こうじん)祭という祭の日に赤郷八幡宮の宮司さんの前で古い当番から新しい当番に引きつがれて、地区の中で大切にされてきました。
 ますの容積は現在の一升ますとほぼ同じです。
 ますには1540年(天文9)の年代がきざまれていて、今から560年前の室町時代に作られたことがわかります。山口県では最も古いのもので、全国的にもめずらしく、はかりの歴史を調べるとき、大変役に立つ資料となります。
画像<美東町佐山の山神枡>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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