文化財名称 | こんどうにょらいぎょうざぞう 金銅如来形坐像(寺伝釈迦如来像) | 指定 | 県指定 | 市町 | 岩国市 | 区分 | 有形文化財 | 時代 | 鎌倉時代 | 一般向け 説明 | 岩国市洞泉寺の所蔵である。像高は66.5cm、膝張りは49.4cm。右足を上にして坐す銅像の如来形坐像である。胴体部に比し大振りな頭部をやや前方に傾かす。ひも状の大きな耳、大きくふくらみをもつまぶたと切長の目、鼻筋が通る。爪を長くのばしている。白毫(びゃくごう)は水晶製。頭体部を惣型による一鋳造で造られているものと考えられ、鍍金の痕跡をとどめる。鋳損じもなく、胎内の中型土も上手に除去され、鋳造技術は良好である。朝鮮半島、14世紀初期頃、つまり高麗時代後期の制作と考えられる。県下に伝わる高麗仏4例の中の貴重な一例である。 | 小学生向け 説明 | この仏像は、岩国市洞泉寺にあります。仏像の高さは66.5cm、膝張りは49.4cm。朝鮮半島にあった高麗という国で、14世紀につくられたものとおもわれます。 |
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