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文化財の概要コンテンツ

文化財名称おおうちばんほけきょうはんぎ
大内版法華経板木
指定国指定
市町山口市区分重要文化財時代室町時代
一般向け
説明
 室町時代に山口を根拠地として強い勢力を誇っていた大内氏の氏寺氷上山興隆寺で開版(出版)された妙法蓮華経の板木。大乗仏教の経典の中で最も尊い教えを説いたものと言われる全8巻・28品の全文が、59枚の板に浮き彫りされている。開版に関する事項を記した文字により、1482年(文明14)より興隆寺の塔頭・宝浄坊の住職・宥淳が願主となって僧裔薫(えいくん)が彫って開版されたことや、1572年(元亀3)と1577~78年(天正5~6)に興隆寺の塔頭・心蓮坊の住職・重映が願主となり、末松掃部助種貞と蔵人が補刻したことがわかる。板面は黒ずんでいるが、大内時代の印刷文化を示す数少ない貴重なものである。
小学生向け
説明
 室町時代に山口を根拠地として強い勢力を誇っていた大内氏が一族の繁栄や死後の幸福を祈るために建てた氷上山「興隆寺」が開版(出版)したもので、妙法蓮華経というお経が彫られている板木です。大乗仏教のお経の中で最も尊い教えを説いたものと言われる全 8巻・28品の全文が、59枚の板に浮き出た文字で彫られています。板面は黒ずんでいますが、大内時代の印刷文化を示す数少ない貴重なものです。
画像<大内版法華経板木>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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