文化財名称 | むつみそんやくばきゅうちょうしゃ むつみ村役場旧庁舎 | 指定 | 国指定 |
市町 | 萩市 | 区分 | 登録有形文化財 | 時代 | 明治 |
一般向け 説明 | むつみ村役場旧庁舎は、明治28年(1895)に建てられた木造2階建、寄棟造、妻入の庁舎である。長方形の平面の中央に車寄せが取りつく。 屋根は桟瓦葺、外壁は、板張りである。一階の内部は、概ね左右対称形の平面になり、中央の通路が奥手の板敷の執務室にくい込む。2階は、奥一間半を和室とし、それ以外を一室としていた。 建築以来、昭和60年(1985)まで、村の合併を経ながらも90年以上にわたり役場として使用されてきた。現在も、用途を変更して使用されている。 明治21年(1888)の町村制施行から間もない時期に建てられた、地方の初期小規模庁舎建築の好例である。県内の役場建築のうち、建築年代が判明し、かつ、現存するものとしては最も古い事例でもある。 |
小学生向け 説明 | むつみ村役場旧庁舎は、1895年に建てられた役場です。 長い間、役場として使われていましたが、建てられた時から大きく変わった場所がありません。 山口県内にある役場の建物や、元の役場の建物のなかでは、一番古いものです。 |