ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
  1. ホーム>
  2. 学習サポート>
  3. 四大歴史ストーリー>
  4. 長州藩/内容>
  5. 文化財の概要

文化財の概要コンテンツ

文化財名称もりたけじゅうたく(やまぐちけんあぶぐんふくえそん)
森田家住宅(山口県阿武郡福栄村)
指定国指定
市町萩市区分重要文化財時代江戸時代
一般向け
説明
 萩市黒川にある桁間18.7m、梁間14.4m、一部二階、入母屋造りで、四面庇付の住宅建築である。主屋は18世紀中頃の建築と考えられ、1843年(天保14)以前に表側の座敷廻りを改造し、その外北背面に二階を、西側面に湯殿・雪隠を後設している。森田家は旧黒川村の庄屋を勤めた家柄であり、この住宅は毛利藩主の鷹狩の際などには休息所にあてられたという。平面は東側に土間をとり、上手床上部は棟通りで前後に仕切り、3座づつを配する。前側は土間寄りの室を前面に式台を設け、上手の座敷2室には畳敷の入側を、その外側には広庇(ひろひさし)を設けて落縁を廻し、座敷入側とも面皮の長押(なげし)を打っている。奥座敷には床、違棚を、また次の間にも床を設けている。この2室は天保の改造になるものであるが、材料、工作とも良質である。この住宅は後世の改変であるが、保存がきわめて良く、江戸時代上層農家の遺例として貴重である。また附指定となっている貫木門(表門)塀重門および板塀は、主屋の座敷廻りの改造と同時に建てられたもので、屋敷構えを知る上で貴重である。
小学生向け
説明
 この住宅は、萩市にあります。江戸時代、森田家は、このあたりの庄屋をつとめていました。毛利藩主が鷹狩をおこなうとき、この家は休息所としてつかわれました。
 主屋は1700年代中頃の建築とおもわれます。江戸時代の上層農家を代表する建物として貴重です。また附指定となっている貫木門(表門)塀重門および板塀は、主屋の座敷廻りの改造と同時に建てられたもので、当時の屋敷構えを知るうえで重要な建築物です。
画像<森田家住宅(山口県阿武郡福栄村)>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

ページトップへ