一般向け 説明 | 青海島は東西に長く、周囲約32kmの島で、面積は14.6km2。日本海側では佐渡、隠岐に次ぐ。主として約9000万年前の火山活動によってできた凝灰岩類からなる。 外海に面する北側の海岸は、日本海の荒波を受けてけづられ、断崖・絶壁・洞門・岩礁(がんしょう)などができていて、海上アルプスと呼ばれる。このうち主なものは、北西端では花こう岩を刻んだ竹の子岩・平家台・黄金洞。北部では多くの海食洞や洞門(大門・島見門・凱旋門など)、さらに岩礁が林立する十六羅漢など。北東端では海中から80mもそそり立つ垂直な海食崖の屏風岩など。このほか、各所で地下深くからマグマが入り込んだ様子を観察することもできる。 一方南岸は穏やかな内海となっている。砂やれき(礫)が堆積してできた長さ約1.5kmの「波の橋立」があり、県下最大の自然の淡水湖、青海湖(面積24ha)ができている。 |