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文化財の概要コンテンツ

文化財名称すさわん
須佐湾
指定国指定
市町萩市区分記念物時代
一般向け
説明
 須佐湾一帯は、なだらかな地形であった所が沈下してできた。谷は海水が入って入り江となり、山は岬となっている地形で(おぼれ谷)、美しい海岸線を形成している。
 湾内は波静かな内海であるが、湾外は日本海の荒波により海食崖や海食洞ができ、湾内外で対照的な風景を展開する。この付近には、約1500万年前に堆積した地層(須佐層群)が分布している。よく知られている「畳岩(たたみいわ)」は、地層が高さ10m以上の断崖をなしていて、砂岩と泥岩が固められた頁岩(けつがん)が交互に重なり合って灰白色と黒色の縞模様をしているが、地下から入り込んた高温のマグマの熱によって硬化しており、「須佐のホルンフェルス」として有名である。
小学生向け
説明
 須佐湾(すさわん)一帯は、多くの入り江やみさきがあり、美しい海岸をつくっています。湾の中は波静かですが、湾の外は日本海のあら波にけずられた崖(がけ)や洞(どう)ができています。よく知られている「畳岩(たたみいわ)」は、地層が高さ10m以上のがけになっていて、砂岩と泥岩(でいがん)が交ごに重なり合い、灰白色と黒色のしま模様をしています。これらの地層は、積み重なったあと、マグマ(地下にある高温でどろどろに溶けたもの)の熱で変化してかたくなっています。熱で変化した岩石をホルンフェルスといいますが、ここは、「須佐のホルンフェルス」として有名です。
画像<須佐湾>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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