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文化財の概要コンテンツ

文化財名称かさやまこうらいたちばなじせいち
笠山コウライタチバナ自生地
指定国指定
市町萩市区分記念物時代
一般向け
説明
  コウライタチバナはミカン科の常緑高木で、幹は直立する。指定地は萩市笠山北側の雑木林で、指定地以外にも各所に生育する。以前は、「山みかん」と称して正月の飾りに使っており、自生であることは疑いない。開発や山火事のため数が減り、現在は指定された成木8本だけが残っている。その中には、樹齢110~120年生の老木があり、高さ7m、根元の周囲約1mである。
 コウライタチバナは韓国の済州島とこの地のみに生育しており、タチバナより果実が大きく、果皮があらく、袋の数も多い。この自生地は1926年(大正15)、笠山タチバナ自生北限地として指定されたが、後に本種がタチバナではなく、コウライタチバナであることが判明したので、1953年(昭和28)にコウライタチバナ自生地と名称を改めた。そのため、タチバナの自生北限地として、新たに長門市青海島八王子山が指定された。
小学生向け
説明
  コウライタチバナはミカンの仲間で、常緑高木(一年をとおして緑の葉をつけている背の高い木)です。指定地は萩市笠(かさやま)北側の雑木林(ぞうきばやし)です。むかしはたくさん自生していて、「山みかん」と呼んで正月のかざりに使っていましたが、いまは指定された8本だけが残っています。高さ7m、根元の周囲約1mで、樹齢(じゅれい=木の年令)110~120年の老木もあります。コウライタチバナは韓国の済州島とここだけに生育しています。野生のミカンのタチバナに似ていますが、タチバナより果実が大きく、果皮があらく、袋の数も多いなどのちがいがあります。
画像<笠山コウライタチバナ自生地>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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