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文化財の概要コンテンツ

文化財名称おおごうやこうもりどう
大吼谷蝙蝠洞
指定国指定
市町下関市区分記念物時代
一般向け
説明
 大吼谷蝙蝠洞は、下関市豊浦町小串の響灘に突き出た岬の北側の断崖に開口する海食洞である。花こう岩からなり、入口は幅2m、海面からの高さが3~4mで、内部は幅3~10m、天井の高さは3~6mと少し広くなっている。奥行き約80mである。
 洞穴内部はユビナガコウモリが多数生息していることで有名。日中は天井や側壁にぶら下がっているが、夕方から洞を出て昆虫を捕らえて食べる。日中、洞内に船で入り舟べりをたたくと、静まりかえった洞内が急にざわめき、コウモリは一斉に飛び立ち、洞内を所狭しと飛び回るという。 
 ユビナガコウモリはヒナコウモリ科のコウモリで、頭から胴の長さ約57mm、尾の長さは約53mmで、つばさが大きく、飛び方はツバメのように敏しょうである。本州、九州、琉球、台湾などに分布している。
 この大吼谷蝙蝠洞の所有者である豊浦町漁業協同組合によると、当漁協は観光事業を行っておらず、また地区内にも観光業者はいないため、見学問い合わせ等の対応は出来ないということである。
小学生向け
説明
 大吼谷蝙蝠洞は、下関市豊浦町の小さなみさきにあり、波のはたらきによってできたどうくつです。入口のはばは2m、海面からの高さが3~4mで、奥行きは約80mあります。中ははば3~10m、天井の高さは3~6mと少し広くなっています。どうくつの中はコウモリが多数生息しています。日中は天井やかべにぶら下がっていますが、夕方からどうを出てこん虫などをとらえて食べます。日中、どうくつの中に船で入り、舟を手でたたくと、それまで静かだったのが急にさわがしくなり、コウモリがいっせいにどうくつの中を飛びまわります。
画像<大吼谷蝙蝠洞>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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