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文化財の概要コンテンツ

文化財名称りゅうぐうのしおふき
竜宮の潮吹
指定国指定
市町長門市区分記念物時代
一般向け
説明
 「潮吹き」とは、自然にできた穴から海水を高く噴き上げる現象。「竜宮」とは、油谷町津黄漁港の北西端の岬や畑島付近の海の波でけずられてできた地形を総称。
 この潮吹きは、津黄集落の北西約500mにある海食崖で見られる。風がないときでも1~2mの高さに潮を噴き上げるが、北東の風や冬の季節風などで海が荒れるときほど高く噴き上げ、高さ200mにも達することがある。
 海食崖は赤茶けた火山岩(玄武岩、一部は流紋岩)で、海面から約10mの高さに切り立っている。潮吹きの穴は、崖の上からは見えないが、海面から1mの高さの平坦部に、縦1m、幅20cm程の小さな孔が開いていて、この下に洞穴がある。
 潮吹きは、波が打ち寄せて海水が洞内に流入するとき洞内の空気が圧縮され、その圧縮された空気が、外に出ようとして、大音響とともに海水を噴き上げる現象である。
小学生向け
説明
ここでいう「竜宮」とは、油谷(ゆや)町津黄(つおう)漁港近くのみさきや島など、海の波でけずられてできた地形をいいます。「潮吹き(しおふき)」とは、自然にできた穴から海水を高くふき上げるもので、津黄集落のちかくの海岸のけわしいがけで見られます。風がないときでも1~2mの高さに潮をふき上げますが、北東の風や冬の季節風などで海があれるときほど高くふき上げ、高さが200mにも達することがあります。
 潮吹きは、波が打ちよせて海水が穴の中に流れこむとき、中の空気が圧縮され、その空気が外に出ようとして、大きい音を出して海水をふき上げる現象です。
画像<竜宮の潮吹>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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