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文化財の概要コンテンツ

文化財名称ながとしいちいがだけのべにどうだんじせいち
長門市一位ガ岳のベニドウダン自生地
指定県指定
市町長門市区分記念物時代
一般向け
説明
 ベニドウダンはベニドウダンツツジの略称、ツツジ科の落葉小木。自生地は長門市俵山温泉西方約3km、豊田町との境にそびえる標高672mの一位が岳の北側斜面で、標高600m付近の低い林中である。指定地域面積3ha。
 ここのベニドウダンは、老木があり、大きいもので根元の周囲30cm、高さ4~5m程度。群生が著しく、林の地面には多数の幼樹が生育している。五月上旬から六月上旬にかけて、小枝の先端に花がまとまってつき、大きさ6~8mmの紅色で釣鐘型の花を開く。花には雄しべ十本、雌しべ一本がある。日当たりのよい枝ほど赤色が鮮やかである。
 ベニドウダンは本州西部、四国、九州の山地に自生しており、高さは2m以上に達し、幹は滑らかで直立し、一か所から多くの枝を出す。自生地は県下各地に点々と見られるが、群生地は少なくなっている。
小学生向け
説明
 ベニドウダンはベニドウダンツツジといい、ツツジの仲間の落葉小木(冬に葉を落とす背の低い木)です。自生地は長門市の一位が岳の北がわで、標高600mあたりの背の低い林の中です。ここのベニドウダンには老木があり、大きいもので根元の周囲30cm、高さ約4~5mです。群生がいちじるしく、林の地面には多くの幼樹が生育しています。五月から六月にかけて、小枝の先に花がまとまってつき、紅色で、大きさ6~8mmのつりがね型の花を開きます。花にはおしべが10本、めしべが1本があり、日あたりのよい枝ほど赤色があざやかです。
画像<長門市一位ガ岳のベニドウダン自生地>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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