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文化財の概要コンテンツ

文化財名称しほんちゃくしょくまつざきてんじんえんぎ
紙本著色松崎天神縁起
指定国指定
市町防府市区分重要文化財時代鎌倉時代
一般向け
説明
 防府市松崎町の防府天満宮(旧称松崎神社)の所蔵である。6巻あり、縦は各巻とも33.6cm、全長は1巻から5巻は13m前後、6巻だけ8.6mである。
 天神絵巻は菅原道真一代の霊験が描かれたもので、京都の北野神社所蔵の絵巻(北野本)が最も古く、次々に同種の絵巻が作成された。松崎天神縁起は1巻から5巻までは北野本と同じであるが、第6巻は防府天満宮開創の由来を主題とする独自のものである。これによると、903年(延喜3)道真が太宰府で没した際、周防勝間の海上に光明があらわれ、酒垂山(さかたりやま)に瑞雲がたちこめた。周防国司は、道真が京から太宰府へ向かう途中この地に立ち寄り、この地を愛でていたことが原因であろうと思い、翌年道真の霊を祀った松ケ崎の社を建てたとする。
 巻末の奥書に応長元年(1311)とあり、鎌倉時代後期の作とわかる。全巻を通じて極彩色で、描線も統一せられ構図もよく整い、鎌倉期絵巻形式の整備熟達した頃のものとして貴重である。
小学生向け
説明
 防府市の防府天満宮にあります。鎌倉時代につくられたもので、全部で6巻あります。広げると、たての寸法は約34㎝、長さは六巻全部あわせて約84mにもなります。
1巻から5巻は、天神様として全国でまつられている菅原道真(すがわらみちざね)について描かれていますが、第6巻には防府天満宮が開かれた由来が描かれているのが大きな特徴です。
画像<紙本著色松崎天神縁起>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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