文化財名称 | しほんぼくしょとうだいじりょうすおうのくにみやののしょうでんばたとうりっけんもん 紙本墨書東大寺領周防国宮野庄田畠等立券文 | 指定 | 国指定 |
市町 | 防府市 | 区分 | 重要文化財 | 時代 | 鎌倉時代 |
一般向け 説明 | 周防国吉敷郡宮野荘は、東大寺大仏殿造営の功により宋人工匠陳和卿に与えられた所であるが、陳和卿はこれを東大寺に寄進した。1195年(建久6)、宮野庄は朝廷から寺領として認められ、周防国衙と東大寺の役人(立券使)の立会で荘園の四至(境)が定められた。 本書はその時の証文で、東大寺再建の責任者の俊乗房重源の印判もある。 東大寺再建について、周防国との関係を知る上で重要な資料である。 |
小学生向け 説明 | 周防国吉敷郡宮野荘は、東大寺大仏殿をつくった功により、中国宋の大工陳和卿にあたえられた土地ですが、陳和卿はこれを東大寺に寄付しました。 1195年、宮野荘は朝廷から寺の領地として認められ、その境が定められました。本書は、そのときの証文で、東大寺再建の責任者であった俊乗房重源(しゅんじょうぼうちょうげん)の印もあります。 |