文化財名称 | もくがく・ちゅうれん・ぼうはい・どうしたがき 木額・柱聯・榜牌・同下書 | 指定 | 県指定 |
市町 | 萩市 | 区分 | 有形文化財 | 時代 | 江戸時代 |
一般向け 説明 | 東光寺は、萩藩3代藩主毛利吉就が毛利氏の菩提寺として1691年(元禄4)に建てた黄檗宗の寺院である。江戸時代末期には、建物20数棟の唐風の大寺院が完成し、常住の僧も80名を数え、偉容を誇った。しかし、明治時代となってから寺の領地をかなり失い、大寺院の維持が困難となり、本堂など主な建物以外は解体された。 本件は、かつて各建物の内外に掲げてあった木額・柱聯・榜牌である。木額・柱聯の文字の筆者は、日本に初めて黄檗宗を伝えた隠元隆琦のほか、当寺の歴代住職の筆になるものが多い。江戸時代初期に中国より渡来し、日本の書道史上に一つの転機をもたらした黄檗宗流の代表的な書法をみる貴重な遺品である。 |
小学生向け 説明 | 東光寺は、萩藩3代藩主毛利吉就が1691年(元禄4)に建てた黄檗宗(おうばくしゅう)の寺です。江戸時代終りには、建物20数棟の中国風の大きな寺が完成し、僧の数も80名を数えました。 本件は、かつて建物にかけられていた額や柱のかざり板などです。木額・柱聯の文字の筆者には、日本に初めて黄檗宗を伝えた隠元隆琦のほか、当寺の歴代住職の筆になるものが数多くあります。江戸時代初期に中国より渡来し、日本の書道史上に一つの転機をもたらした黄檗宗流の書法を伝える貴重な遺品です。 |