一般向け 説明 | 7年目毎の8月26日に、二所神社の八朔風鎮祭で舞われる踊り。別名を「花踊り」とも呼び、400年以上の昔から、鶴の渡来地である熊毛町八代の魚切地区に踊り伝えられてきたと言われている。陶晴賢の謀反によって悲劇的な最期を遂げた大内義隆に対して、人々が捧げた追善供養の踊りであると言い伝えられているが、陶晴賢が、この華やかな踊りで、義隆を館の奥から誘い出したものであるという説もある。この踊りを伝承するには、踊り子は、男女とも未婚者に限られ、特に、踊り子を導く調司と調庄の役は、未婚の長男でなければならないことになっていて、一生涯に一度しか踊り子になる機会がなく、里人にとっては、青春の感銘深い思い出となっていると言われている。 国により記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択されている。 |