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文化財の概要コンテンツ

文化財名称いわとかぐらまい
岩戸神楽舞
指定県指定
市町宇部市区分民俗文化財時代
一般向け
説明
 12月5日の天神祭前夜に、二道祖地区公会堂の遥拝所神前で奉納される神楽舞い。2つの道祖神があることに由来する地名の通り、この地は、神話伝説に富み、人々の神を敬う心情が厚い所である。殊に、古来、地区の一隅にそびえる海抜300mの御伊勢山に祭られている皇太神宮を尊び敬う気持ちが強く、それが、奉納行事としての、この神楽を創始したと言われている。およそ200年ほどの昔、長谷川庄兵衛という人が、当時の河本宮司家から、伊勢式岩戸神楽舞いを直接伝授され、それを基に、同じ伊勢式の別の流れの長所も取り入れて、この神楽舞いを創始した。当初は、長谷川をはじめ、大谷、古川、矢原、木村などで連中を作り、舞楽を分担して、一家相伝の特技として、御伊勢山頂上付近の広場で奉納していたが、明治の末ごろから、地区の行事となり、一般の若連中によって伝承されるようになった。1925年(大正14)からは、現在の公会堂で行われることになった。
小学生向け
説明
 12月5日の天神祭前夜に、二道祖地区公会堂の遥拝所神前で奉納される神楽舞いです。御伊勢山に祀られている皇太神宮を尊び敬う気持ちから、この神楽を奉納行事として始めたと言われています。およそ 200年ほど昔、長谷川庄兵衛が、当時の河本宮司家から、伊勢式岩戸神楽舞いを伝え授けられ、それをもとに、この神楽舞いを創り出しました。初めは、連中を作って舞楽を分担し、それぞれが伝える特技として、御伊勢山頂上付近の広場で奉納していましたが、明治の末ごろから、地区の行事として、一般の若連中によって受け継がれるようになり、1925年(大正14)から、公会堂で行われることになりました。
画像<岩戸神楽舞>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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