文化財名称 | もくぞうしゃかにょらいりゅうぞう・もくぞうあみだにょらいりゅうぞう 木造釈迦如来立像・木造阿弥陀如来立像 | 指定 | 国指定 |
市町 | 長門市 | 区分 | 重要文化財 | 時代 | 鎌倉時代 |
一般向け 説明 | 長門市油谷二尊院の本尊で、極楽へ行けとすすめる釈迦、あの世から招く阿弥陀の姿である。共にヒノキ材の寄木造りで、像高は釈迦が97.7cm、阿弥陀が98.3cm。眼は水晶を入れた玉眼(ぎょくがん)。釈迦像は清涼寺式といわれる形式で、頭髪は縄状(なわじょう)、納衣(のうえ)はTシャツのように着て、その衣紋は同心円的であり、ひざ辺で流れ衣紋をなしている。阿弥陀如来の方は大衣(だいえ)を両肩にかけているが、胸をひろくあらわしている。1952年(昭和27)に修理の際、阿弥陀の胎内(たいない)から墨書銘が発見され、文永五年(1268)に作られたものとわかった。 |
小学生向け 説明 | これは、長門市油谷の二尊院にある仏像で、極楽(ごくらく)へ行けとすすめる釈迦、あの世からまねく阿弥陀の姿です。 両方ともヒノキなどでつくられています。 仏像の高さは、ともに98cmです。 1952年に修理したときに、阿弥陀如来像の中に墨で書かれた文字が見つかり、鎌倉時代の1268年に作られたものとわかりました。 |