文化財名称 | もくぞうだいにちにょらいざぞう 木造大日如来坐像 | 指定 | 国指定 | 市町 | 山口市 | 区分 | 重要文化財 | 時代 | 平安時代 | 一般向け 説明 | 山口市竜蔵寺に蔵されている。ヒノキ材の一木造りで、像高は98.8cm。宝冠をいただき、両手をひざ上で重ねて定印を結ぶ胎蔵界大日如来である。腕から胸にかけての体相は、肉付がよく量感があって平安期の古風が感じられる。しっかりと張ったひざに均整のとれた体部が据えられ、安定した姿を示している。やや伏目の面相の表現も洗練されていて、美しい仏像である。肉付きに豊かさを残すが、全体に彫りが浅く、ひざの厚みも少いところから平安時代後期12世紀頃の作と考えられる。後背(こうはい)・台座は後補であるが、鎌倉時代のものと見てよいであろう。 | 小学生向け 説明 | この仏像は、ヒノキの木を彫ってつくられたもので、仏像の高さは99cmです。 大日如来は真言密教の仏像で、金剛界(こんごうかい)と胎蔵界(たいぞうかい)がありますが、この像は、理をしめす胎蔵界の大日如来です。 つくられたのは平安時代とおもわれます。後背(こうはい)・台座の方は鎌倉時代につくられたものとおもわれます。 |
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