文化財名称 | もくぞうあみだにょらいりゅうぞう 木造阿弥陀如来立像 | 指定 | 県指定 |
市町 | 防府市 | 区分 | 有形文化財 | 時代 | 鎌倉時代 |
一般向け 説明 | 防府市国分寺に蔵されている。ヒノキ材の寄木造りで、像高96.7cm。玉眼で、白毫(びゃくごう)は水晶を入れている。右手はまげて手の平を前にし、左手は垂下して手の平を前にし、両手とも第一指第二指の指先を接して上品下生(じょうぼんげしょう)の手印をつくっている。面相および衣紋のすべてが写実味豊かで、全体の釣り合いがよい。鎌倉時代の典型的な阿弥陀如来の立像である。肉身部は漆箔、納衣は金泥に截金(きりかね)彩色を施している。光背は後補であるが、周囲に光明を放つ形の輪光背(わこうはい)である。この像はもと国分寺の末寺安楽寺の本尊であったが、明治になって廃寺となったため、国分寺に引き取られたものという。 |
小学生向け 説明 | 防府市の国分寺にあります。 ヒノキの材を彫ってつくった寄木造りの仏像です。 仏像の高さは97cm、鎌倉時代につくられたとおもわれます。 この仏像はもともと国分寺の末寺である安楽寺の本尊(ほんぞん)でしたが、明治時代にはいって安楽寺が廃寺となったために国分寺に引き取られました。 |