文化財名称 | もくぞうせんじゅかんのんぼさつざぞう 木造千手観音菩薩坐像 | 指定 | 県指定 |
市町 | 山口市 | 区分 | 有形文化財 | 時代 | 鎌倉時代 |
一般向け 説明 | 山口市龍蔵寺に安置されている秘仏である。ヒノキ材の寄木造りである。像高は77.9cm。宝髪には群青(ぐんじょう)、眉は墨、眼は胡粉地に墨で瞳を入れている。頭上に十の菩薩面と二つの仏面がある。千手観音の多くは千手を42本であらわしたものが多い。この像も42本である。像が素木(しらき)であること、面相や衣紋の彫りが深くなっていることなどから、13世紀(鎌倉時代)の制作と見るべきである。 なお、昭和60年度保存修理の折、頭頂より水晶製五輪塔型の仏舎利器(高さ3.2㎝)が発見された。 |
小学生向け 説明 | この仏像は、山口市龍蔵寺にあります。ヒノキの材木を彫って各部分をつくり、それを組み合わせてつくられています。像高は約78cmです。 頭上にあるのは十の菩薩面と二つの仏面です。 千手観音の多くは千手を42本であらわしたものが多く、この像も42本です。 鎌倉時代につくられたものとおもわれます。 |