文化財名称 | もくぞうあみだにょらいざぞう 木造阿弥陀如来坐像 | 指定 | 県指定 | 市町 | 山口市 | 区分 | 有形文化財 | 時代 | 平安時代 | 一般向け 説明 | 山口市源久寺の本尊である。ヒノキ材の寄木造りで、像高44.2cm。平安時代後期12世紀の作である。細目の螺髪(らほつ)をていねいに刻み、ふっくらと肉付された顔は美しく、衣紋はリズミカルに整えられている。小品ながら県下に数少い中央作の一例である。両手で結んだ印は、下品中生(げぼんちゅうせい)という手印で、例が少なく珍らしい。当寺の開基、平子重経が鎌倉から入部の際、伝来したものといわれている。全体に保存が完好で、両手先に至るまで当初のものがよく残っていて優作である。 | 小学生向け 説明 | 山口市にある源久寺(げんきゅうじ)の本尊(ほんぞん)です。 材がヒノキの、寄木造りの仏像です。高さは44cmです。 平安時代の終わりごろにつくられたものとおもわれます。源久寺を創建した平子重経(たいらごしげつね)が、関東からこの地に来たときに、いっしょにもってきたものといわれています。 中央で作られた仏像は山口県では数が少なく、貴重な仏像です。 |
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