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文化財の概要コンテンツ

文化財名称もくぞうじぞうぼさつざぞう
木造地蔵菩薩坐像
指定県指定
市町宇部市区分有形文化財時代南北朝時代
一般向け
説明
 宇部市東隆寺の本尊である。ヒノキ材の寄木造りで、像高は78.6cm。等身大の普通の地蔵菩薩像で、がっしりとした肉づけや、太くうねりの強い衣紋をかさねた表現などは見るべきものがあり、南北朝時代の特色をよくあらわしている。像は胡粉彩色におおわれていたが、近年の修理で彩色は除去された。光背や台座も当初のものである。特に光背の出来はすぐれている。東隆寺は1339年(暦応2)に厚東武実が創立した寺であるが、本像は創建時からの本尊として当寺に伝わったものと考えてよい。
小学生向け
説明
 宇部市にある東隆寺(とうりゅうじ)の本尊です。
 ヒノキを材とした寄木造りで、仏像の高さは79cmです。
 南北朝時代につくられました。
 仏像は、近世に修理した彩色におおわれていて、作られた頃の彩色がわからないのは残念です。本体の修理した所はすくなく、光背(こうはい)や台座も同時代のものです。
 東隆寺は1339年に厚東武実(ことうたけざね)が創立した寺ですが、本像は創立された時からの本尊として当寺に伝わったものと考えてよいかとおもわれます。
画像<木造地蔵菩薩坐像>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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