文化財名称 | もくぞうしっぺいすかいぜんじざぞう 木造石屏子介禅師坐像 | 指定 | 県指定 |
市町 | 山口市 | 区分 | 有形文化財 | 時代 | 室町時代 |
一般向け 説明 | 山口市洞春寺に蔵されている。ヒノキ材の寄木造りで、総高100.4cm。円頂で法衣をつけ、その上に袈裟(けさ)をかけている。右手は右ひざの上でこぶしをにぎり、持物を持つ形。左手はひざの上でこぶしをにぎる。袖や裳裾を前面に長くたらし、曲の上に坐る。肉身部は肉色彩色とし、法衣袈裟も彩色されているが、多くはげ落ちている。石屏子介は南北朝時代の高僧。大陸元に渡り15年余の修業をした。帰国後、肥後の永徳寺、周防の香積寺の開山。長門竜蔵寺の中興開山となった。山口においては大内弘世や大内義弘の帰依が大きかった。 |
小学生向け 説明 | 山口市の洞春寺にあります。ヒノキを材につくられた寄木造りで、像の高さは100cmです。室町時代につくられたものです。 石屏子介は南北朝時代の高僧です。中国に渡って15年余りの修業をしました。帰国後、肥後国永徳寺、周防国香積寺の開山(かいさん=お寺をひらいた僧)、長門国竜蔵寺の中興開山となった人です。 |