文化財名称 | どうしょう 銅鐘 | 指定 | 国指定 | 市町 | 下関市 | 区分 | 重要文化財 | 時代 | 平安時代 | 一般向け 説明 | 全体の高さ 147.0㎝、口径78.3㎝の朝鮮鐘。我国にもたらされた朝鮮鐘としては最大のもので、古代朝鮮の「新羅鐘」の姿形をしている。鐘身は丈長で腰にふくらみをつけ、口縁をわずかにすぼめたすんなりした形になっている。最上部の龍頭は他に例の無い特異なもの。鐘身には、蓮の花びらの文様や飾り、流雲の文様などがついている。前後2つの撞座の左右両側面には、二組四躯の飛天(空中を飛ぶ天女)が表されている。 幕末期に萩藩で編集された「防長風土注進案」には、当時の古老の言い伝えとして、この鐘が豊臣秀吉による朝鮮出兵の時に徴発されたが、鐘居峠で動かず、再び神社に返された、という逸話を載せている。 | 小学生向け 説明 | 全体の高さは147㎝、鐘の口の直径は約78㎝の朝鮮で造られた銅の釣鐘です。我国に持って来られたものとしては最も大きいもので、およそ2000年くらい前の古代朝鮮の新羅(しらぎ)で造られた鐘の姿形をしています。この鐘には、「朝鮮の役の時、豊臣秀吉が持ち帰ろうとしたが、鐘居峠で動かなくなったので再び神社に返された」という言い伝えもあります。 |
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