文化財名称 | たち めいのぶよし つけたり いとまきたちこしらえ 太刀 銘延吉 附 絲巻太刀拵 | 指定 | 国指定 |
市町 | 萩市 | 区分 | 重要文化財 | 時代 | 鎌倉時代 |
一般向け 説明 | 長さ63.4㎝、反り 1.5㎝、刃幅が広く、鎬(しのぎ。刀身の棟と同じ厚さを持つ面と刃との境の峯のようになっている部分)の幅が狭い「鎬造り」の太刀。刃文は真っすぐで、沸(刃と地肌の境目に銀砂を振りかけたような輝き)がよくついている。鎌倉時代末期の延吉の作。拵(こしらえ)には、金梨子地(金色の梨の肌のように見える)に桐・おもだか・菊の蒔絵が描かれ、金糸をより合わせた黒糸が巻き付けられている。金具には、赤銅の魚子地(金属面に粟粒を並べたように、細かい粒を突起させたもの)に、金文のおもだか紋が高彫りされている。 |
小学生向け 説明 | 長さ約63㎝の太刀です。 鎌倉時代の終わりごろに延吉という人が造ったものです。 柄(つか)や鞘(さや)には、桐・オモダカ・菊の蒔絵(まきえ)が描かれ、金糸をより合わせた黒糸が巻き付けられています。 金具には、粟粒(あわつぶ)のような細かい粒を並べた上に金のオモダカ紋が表されています。 |