文化財名称 | てつさびじさんじゅうろっけんほしかぶとばち 鉄錆地三十六間星兜鉢 | 指定 | 県指定 | 市町 | 岩国市 | 区分 | 有形文化財 | 時代 | 南北朝時代 | 一般向け 説明 | 表面が酸化して錆びている鉄の板を、頭を大きくした鋲(星のように見える)ではぎ合わせて作った兜鉢。全体の形は、前後左右の径がほぼ等しい大円山形(だいえんざんなり)で、高さ10.8㎝、鉢の径は前後が22.6㎝、左右が20.0㎝となっている。星は、1行に16点と腰巻に1点ずつ打たれ、42枚が張られ、前正面ではぎ合わされている。頭頂部の八幡座や眉庇(まびさし)、篠垂(しのだれ=正面や前後左右の細い筋金)、革毎(鉢の左右から後方に垂れて、首を覆うもの)などは失われているが、南北朝時代の特色をよく表している。 | 小学生向け 説明 | 戦いの時に頭を守る「かぶりもの(兜)」の頭を入れる部分です。表面が酸化してさびている鉄の板を、頭を大きくしたために星のように見える鋲(びょう)で、はぎ合わせて作られたものです。南北朝時代につくられたものと考えられています。 |
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