文化財名称 | つるがみねはちまんぐうのくすのき 鶴ヶ嶺八幡宮のクスノキ | 指定 | 県指定 |
市町 | 阿武町 | 区分 | 記念物 | 時代 |
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一般向け 説明 | クスノキはクスノキ科の常緑高木。鶴ヶ嶺八幡宮は阿武町奈古(なご)、奈古駅の北東約1kmにあり、1547年(天文16)この地に建てられたという。境内にはクスノキ、スギ、ムクノキ、オガタマノキ、クロガネモチなどの大木が多く、スダジイ林が発達する。 このクスノキは、社殿に近い西側前方にある。目の高さの幹周り7.9m、高さ27m、幹は地上2~3mで分岐し、枝は四方に伸びてうっそうと茂り、樹勢は旺盛である。幹の分かれた部分にサルノコシカケ類が認められ、幹の内部は多少腐っているかもしれない。 クスノキは、本州・四国・九州・台湾など各地の暖地に自生する。県内では、下関市豊浦町川棚のクスの森(目の高さの幹周り9.5m、国指定)、防府市老松神社のクスノキ(同9m、県指定)があり、それらに次ぐ大木である。阿武町では、クスノキを町木として指定している。 |
小学生向け 説明 | クスノキはクスノキ科の常緑高木(一年をとおして緑の葉をつけている背の高い木)です。鶴ヶ嶺八幡宮は阿武町にあり、室町時代にこの地に建てられたといわれています。このクスノキは高さ27mで、幹は地上2~3mで分かれ、枝は四方にのびてうっそうとしげり、生き生きとしています。幹の分かれた部分にサルノコシカケが着いて、幹の内部は少しくさっていると思われます。けいだいにはクスノキ、スギ、ムクノキ、オガタマノキ、クロガネモチなどの大木が見られます。 |