小学生向け 説明 | 柳井市の福楽寺にあります。福楽寺には二天王が三組あり、それがみな県有形文化財指定です。そのうち旧下野寺薬師堂の二天王と、旧下野寺本堂の二天の二組四体が、一緒に県指定となっています。 旧下野寺薬師堂の二天王は、ともにヒノキを材とした寄木造りです。阿形(あぎょう)は像の高さ101cm、吽形(うんぎょう)は像の高さ97cm。ともに銘文(めいぶん)があり、鎌倉時代の1294年に仏師(ぶつし=仏像をおもにつくる職人のこと)正智坊が作ったとわかります。 旧下野寺本堂の二天王は、ともにヒノキを材とした寄木造りです。像の高さは、阿形が105cm、吽形が106cmです。薬師堂二天王と同じ銘文があります。 |