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文化財の概要コンテンツ

文化財名称うるしええだぎくわん(おおうちわん)
漆絵枝菊椀(大内椀)
指定県指定
市町防府市区分有形文化財時代室町時代
一般向け
説明
 大内氏ゆかりの漆製品を代表する漆器。総高9.2㎝、口径12.8~12.45㎝の本椀(蓋付き)、総高6.8㎝、口径11.7~11.6㎝の汁椀(蓋付き)、総高8.9㎝、口径14.6㎝の平椀、総高9.8㎝、口径 9.5㎝の壷椀の4椀で1式となっている。
 椀の文様は、ベンガラ漆塗りの下地に金箔や色漆を使って、大内菱と言われる四菱形文や雲形、枝菊文が表されている。
 室町時代、朝鮮や中国(明)との貿易によって築き上げた経済力をもとに開花した華やかな大内文化の一端を象徴するもので、現在は「大内塗り」と称されている。当時の遺品として残っているものは少なく、毛利家に伝えられているこの大内椀は歴史的資料として貴重なものであり、また、製作の優秀さから美術的・工芸的にも価値の高いものである。
小学生向け
説明
 大内氏と関係の深い漆(うるし)製品を代表する漆器(しっき)です。
 本椀、汁椀、平椀、壷椀の四種類のお椀(食器)で一式になっています。
 お椀には、ベンガラ漆塗りの下地に金箔や色漆を使って、四つの菱形を組み合わせた「大内菱」と言われる大内氏の家紋などが表されています。
 室町時代に、朝鮮や中国(明)との貿易で得た経済力をもとに作り上げた大内文化の一部を代表するものです。
画像<漆絵枝菊椀(大内椀)>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

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