ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
  1. ホーム>
  2. 学習サポート>
  3. 四大歴史ストーリー>
  4. 長州藩/内容>
  5. 文化財の概要

文化財の概要コンテンツ

文化財名称こうわかりゅうまいのほん(もうりよしなりしょじぼん)
幸若流舞之本(毛利吉就所持本)
指定県指定
市町防府市区分有形文化財時代江戸時代
一般向け
説明
 幸若舞は、源平合戦など戦記物を囃子に合わせ節を付けて歌い舞うもので、江戸時代まで武士に好まれ、特に織田信長が好んだことは有名である。正統を伝えた越前・幸若舞は将軍の保護を受けたが、明治維新で途絶えた。
 毛利輝元・秀就の命により奈良松兄弟が越前国幸若家に弟子入りして奥義を伝授され、その後、三代藩主毛利吉就の時に現存の形がほぼ揃い愛用されたものである。この資料は、江戸初期の古い幸若舞曲の集成本の書写と見なされ、越前幸若系の純粋な文体を受け継いでいると考えられる唯一の揃本である。
小学生向け
説明
 幸若舞は、源氏と平氏の合戦など戦記物をはやしに合わせ、ふしをつけて歌い舞うもので、戦国武士に好まれ特に織田信長が好んだことは有名です。正しく受け伝えた福井・幸若舞は将軍の保護を受けて続きましたたが、明治維新と共にとだえてしまいました。
 この本が残っている理由は、萩藩初代藩主毛利秀就および父輝元の命により奈良松兄弟が福井・幸若家に弟子入りし、その後三代藩主吉就の時から藩に保護されたからです。この本は、江戸時代の初めごろに書き写された本と見なされ、福井・幸若舞の文体を受ついでいると考えられるものです。
画像<幸若流舞之本(毛利吉就所持本)>縮小画像(オリジナル画像表示リンク)

ページトップへ