一般向け 説明 | 「防府天満宮文書」は、1295年(永仁3)の政所下文(まんどころくだしぶみ=役所から出した公文書)に始まり、室町末期、戦国時代を中心として、さらに1873年(明治6)の県社指定書に至る約580年間の古文書314点からなる。明治28年、19巻2冊に編集された。天満宮の祭事や大内氏・陶氏・毛利氏と天満宮との関わりなど広範囲な歴史事実を知ることができる。 1985年(昭和60)に追加指定された「大小行司職等差定文書」は、旧暦10月の御神幸祭の行事を執行する諸役人を、翌年度分についてあらかじめ定めておく毎年の差定状(さじょうじょう)。1330年(元徳2)から1873年(明治6)までのうち、約400年間分が残る。 |