名称関連 | 文化財名称 | 糘塚横穴墓群出土品 |
要録名称 | 糘塚横穴墓群出土品 壺鐙 頭椎大刀柄頭 鐔 縁金具 鵐目金具 | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 有形文化財(考古資料) |
指定年月日 | 平成6年1月25日 | |
所在地関連 | 所在地 | 山口県長門市東深川1326番地の6 (長門市中央公民館) |
所有者関連 | 所有者 | 長門市 |
(別添第2図参照)
1)壺鐙(第2図1)
銅製。高さ18.1cm、幅10.9cm、奥行15cm、厚さ0.2cm。杓子形の壺部を呈し、先端は丸みを帯び、上面から全面に稜が走る。沓込みは深く、舌の出は比較的短い。下底はやや上彎する。頭頂の吊手は壺口と直交して、鐙靼受けの方孔をもつ。壺口の外縁は帯状に肥厚し、舌の外縁も細く肥厚する。全体的にやや歪んでおり、壺口に裂け目、壺側面に欠損孔が認められるが、遺存状態は総じて良好である。
2)頭椎大刀柄頭(第2図2)
金銅製。一部を欠損しており、残存部長径7.4cm、短径5.5cm、厚さ0.1cm。中空の柄頭金具の片側に相当する。無畦目式で、中央に懸通孔をもち、鵐目金具をとどめる。表面の一部に鍍金の痕跡が認められる。
3)、鐔(第2図3)
金銅製。下端を欠失しており、残存部長径6.3cm、短径6.5cm、厚さ0.1cm。一部に鍍金をとどめる。倒卵形を呈し、6窓を有する。内孔の長径2.8cm、短径1.8cm。
4)縁金具(第2図4)
金銅製。長径4.2cmで、身幅0.5cm、厚さ0.2cm。中央で折れ曲がり、下端が切り離れている。ごく一部に鍍金が残る。
5)鵐目金具(第2図5)
金銅製。長さ1.6cm、頭部最大径0.9cm、口径0.6cm。一端に頭部を作りだした円筒形を呈し、筒側面に接合痕が認められる。頭部に鍍金をとどめる。
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