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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称糘塚横穴墓群出土品
要録名称

糘塚横穴墓群出土品

 壺鐙 

 頭椎大刀柄頭 

 鐔 

 縁金具 

 鵐目金具 

指定関連指定区分・種類有形文化財(考古資料)
指定年月日平成6年1月25日
所在地関連所在地

山口県長門市東深川1326番地の6

(長門市中央公民館)

所有者関連所有者長門市


文化財詳細
制作等の年代又は時代
古墳時代終末期

製作者
不明

由来及び沿革
本資料は、長門市大字東深川字田屋に所在した糘塚古墳群より、大正14年(1925)、大津中学校(現大津高等学校)建設に伴う採土工事によって出土したものである。糘塚古墳群は、標高約72mの独立丘陵の南側丘腹に営まれた横穴墓郡であり、当時14基の横穴墓が4段にわたって構築されていたと伝えられる。個々の横穴墓は、羨道部約0.6m、奥行約2.4m前後、天井の高さ約1.2mほどの単室構造で、羨道入口は扁平な石材で閉塞されていたという。当時出土した遺物としては、銅製壺鐙4、銅製鈴1、金銅製頭椎大刀2、金銅製圭頭大刀1、鉄斧2、素文鏡1、鉢形銅片1、銅針1、貝輪1、砥石1、須恵器多数、人骨などがあったと報告されている。個々の出土状況については詳細不明である。これらの出土遺物は散逸したものもあるが、壺鐙2、銅製鈴1、頭椎大刀柄頭1、圭頭大刀柄頭1、銅器片1、貝輪1、砥石1などは、昭和3年(1928)以前に東京国立博物館に所蔵されている。さらに今日までに、壺鐙1、頭椎大刀柄頭1、刀装金具類等が地元に伝えられている。

品質及び形状

(別添第2図参照)

1)壺鐙(第2図1)

 銅製。高さ18.1cm、幅10.9cm、奥行15cm、厚さ0.2cm。杓子形の壺部を呈し、先端は丸みを帯び、上面から全面に稜が走る。沓込みは深く、舌の出は比較的短い。下底はやや上彎する。頭頂の吊手は壺口と直交して、鐙靼受けの方孔をもつ。壺口の外縁は帯状に肥厚し、舌の外縁も細く肥厚する。全体的にやや歪んでおり、壺口に裂け目、壺側面に欠損孔が認められるが、遺存状態は総じて良好である。

2)頭椎大刀柄頭(第2図2)

 金銅製。一部を欠損しており、残存部長径7.4cm、短径5.5cm、厚さ0.1cm。中空の柄頭金具の片側に相当する。無畦目式で、中央に懸通孔をもち、鵐目金具をとどめる。表面の一部に鍍金の痕跡が認められる。

3)、鐔(第2図3)

 金銅製。下端を欠失しており、残存部長径6.3cm、短径6.5cm、厚さ0.1cm。一部に鍍金をとどめる。倒卵形を呈し、6窓を有する。内孔の長径2.8cm、短径1.8cm。

4)縁金具(第2図4)

 金銅製。長径4.2cmで、身幅0.5cm、厚さ0.2cm。中央で折れ曲がり、下端が切り離れている。ごく一部に鍍金が残る。

5)鵐目金具(第2図5)

 金銅製。長さ1.6cm、頭部最大径0.9cm、口径0.6cm。一端に頭部を作りだした円筒形を呈し、筒側面に接合痕が認められる。頭部に鍍金をとどめる。




地図



画像
<糘塚横穴墓群出土品>関連画像001(オリジナル画像表示リンク)

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