名称関連 | 文化財名称 | 聚分韻略(明応二年大内版) |
要録名称 | 聚分韻略(明応二年大内版) | |
指定関連 | 指定区分・種類 | 有形文化財(典籍) |
指定年月日 | 平成21年2月13日 | |
所在地関連 | 所在地 | 山口市後河原150の1 山口県立山口図書館 |
所有者関連 | 所有者 | 山口県 |
袋綴本、本文90丁、前表紙1葉、単辺(たんぺん)、有罫(ゆうけい)9行、楮(こうぞ)紙、柱刻(ちゅうこく)は魚尾(ぎょび)と丁数のみ。
なお、第一冊から第四冊まで朱筆による書き入れ、全冊にわたり墨筆による音訓仮名などの書き入れがある。
県立山口図書館が昭和27年(1952年)に広島の古書店から購入したもの。「伝雪(花押)」との書き入れ、「富田寺」の蔵書印があるが、伝来は不明。
明応二年大内版『聚分韻略』は、県立山口図書館の他、国立公文書館内閣文庫、国立国会図書館東洋文庫などに数本伝来しているが、県内では唯一の伝来である。
また、山口県指定文化財の天文8年版『大内版三重韻』の他にも、『香積寺三重韻』が存在したことが、『毛吹草』(松江重頼著、正保2年)、『大和事始』(貝原好古著、元禄10年)に見えるが、現存しない。
なお、大内版関係の文化財としては重要文化財「大内版法華経板木」59枚(山口県文書館蔵)がある。
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