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文化財要録コンテンツ

名称関連文化財名称聚分韻略(明応二年大内版)
要録名称聚分韻略(明応二年大内版)
指定関連指定区分・種類有形文化財(典籍)
指定年月日平成21年2月13日
所在地関連所在地

山口市後河原150の1 

山口県立山口図書館

所有者関連所有者山口県


文化財詳細
制作等の年代又は時代
明応2年(1493)

員数
五冊

品質及び形状

 袋綴本、本文90丁、前表紙1葉、単辺(たんぺん)、有罫(ゆうけい)9行、楮(こうぞ)紙、柱刻(ちゅうこく)は魚尾(ぎょび)と丁数のみ。

 なお、第一冊から第四冊まで朱筆による書き入れ、全冊にわたり墨筆による音訓仮名などの書き入れがある。



寸法又は法量
26.8㎝×19.5㎝ 匡郭(きょうかく)18.8㎝×14.0㎝

参考情報関連
参考情報

 県立山口図書館が昭和27年(1952年)に広島の古書店から購入したもの。「伝雪(花押)」との書き入れ、「富田寺」の蔵書印があるが、伝来は不明。

 明応二年大内版『聚分韻略』は、県立山口図書館の他、国立公文書館内閣文庫、国立国会図書館東洋文庫などに数本伝来しているが、県内では唯一の伝来である。

 また、山口県指定文化財の天文8年版『大内版三重韻』の他にも、『香積寺三重韻』が存在したことが、『毛吹草』(松江重頼著、正保2年)、『大和事始』(貝原好古著、元禄10年)に見えるが、現存しない。

 なお、大内版関係の文化財としては重要文化財「大内版法華経板木」59枚(山口県文書館蔵)がある。




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